Blur
作詞・作曲 / 永井 風思
編曲 / mi mi re
秋めく日々 夜の缶コーヒー
季節をめくって 丸めたいつかの日々
優しく鳴く ドアの音で
瞼を開いた いつもの17:00
「もう行かなきゃ」
「おやすみ、じゃあね」
そんないつもの日々
温めてねって 残った付箋紙は
曲がってしまった
君がまだ君でいた
呆れた顔して そんな思い出は
もう捨てていいんだよ
そう誰かが言った
君の寝息と 僕の吐息を
交換するだけの いつも通り
いつの間にか 掛かっている毛布に
いつの間にか 虚しくなった
ただ接いで折る日々
ただ生活を覚えて なぞってしまうから
君がいた日々に縋ってる
当たり前についていた優しさは
季節が巡って もう僕は剥がせない
秋めく日々